top of page
執筆者の写真Atsushi Nakajima

呉服屋ビジネスの本質


呉服屋さんってどんなビジネスだと思いますか?

反物を仕入れて販売する、小売店だと思いますか?

当初、私もそう思っていました。

ところが、実際には卸が強く、実店舗として機能している呉服店は、卸の代理店のような働きをしているようです。

お店の反物の多くは卸からの借り物であり、顧客に合ったものを事前に用意し、オーダーされてから仕入をするそうです。

また、卸主催の展示会などに顧客をお連れし、そこで成約までもっていくそうです。(ちなみに展示会は様々な費用が乗るので、通常より高いそうです)

さて、呉服店が売上をあげていくためには何が必要でしょうか。

それは、顧客との関係です。

顧客との関係構築を行い、「着物が必要になったらあの人に相談しよう」というポジションを築き、機会がくると流れてくるようにします。

釣りみたいですね。

よくあることですが、売上が落ちてきた店主がするのが、プッシュ販売です。半ば強引に、買わなくちゃいけない状況を作り、成約までもっていきます。

これをすると、顧客満足度が下がるので、顧客との関係性が著しく低下します。すると、折角関係を築いた顧客からの将来の売上を手放すことになります。

数年で畳む想定の呉服店であれば問題ありませんが、まだまだ続けようという店舗では明らかにNGです。が、目先の売上に囚われてやってしまう、というのがよくあるケースです。

それを回避するためにはどうすればいいのか?

・・・秘密です(笑)

ヒントは、購買意欲を焚きつけるのと、関係性に依存しないプチビジネスを立ち上げることです。

答えが思いついたかたはご連絡ください(^^)



閲覧数:38回0件のコメント
bottom of page